七夕飾りの輪飾りって無性に金や銀の折り紙で作りたくなっちゃって、金銀があとで足りなくなって買いに行かされたことが何度かあります…。ご利用は計画的に。
輪飾りは通常カラーで作るのももちろん可愛いですが、キラキラしてる輪がたくさん混ざってると子供たちが大喜びするんですよね。
キャーキャー言ってはしゃいでる姿がとっても可愛いんです。
でもその七夕飾り、一体いつから飾るのが良いのかご存知でしたか?
せっかく作るのだから長く飾りたいですよね。
というわけで今回は、七夕飾りはいつから飾るのか、バッチリ調べてまとめてみました。七夕飾りの片付け方もさり気なく(?)書いてみましたよ~。
もくじ
七夕飾りはいつ飾るのが良い?
それはズバリ、七夕の前日の夕方から夜にかけて。
7月7日に七夕を行う地域でしたら、7月6日の夕方~夜に飾る、「一夜飾り」が基本とされているんです。
前日って、飾ってる期間はそんなに短いのー!?
と、ビックリしたのは私です・・・。
だって前日の、しかも夕方。下手(?)すれば夜。
色んな意味のある七夕飾りを楽しく作って、ワクワクしながら飾って・・・せっかくなら何日も飾っておきたいですよね!?
7月7日の七夕が近づくと、ウチの近所のスーパーでは、買い物客がお願い事を書いて飾れるようにと大きな笹と短冊が用意されているんです。 子供たちは大喜びで短冊を書いて飾るんですが(去年はプリキュアになりたいって書いてました^ …
でも七夕飾りを前日から飾り付ける理由が、七夕の由来の中にありました。
まず七夕の由来を簡単に説明させて頂きますが、ご存知の方は読み飛ばしちゃって下さい♪
七夕とは?
元々は「七夕(しちせき)の節句」という、日本の五節句の一つ。
中国の伝承や風習、日本の昔の風習などが結びついて現在の七夕(たなばた)になりました。
七夕(しちせき)⇒七夕(たなばた)になったのは日本の「棚機(たなばた)」という風習に由来するのだそう。
- 棚機とは・・・
棚機は、秋の豊作を祈願する神事。
裁縫がとても上手な選ばれた女性(棚機女/たなばたつめ)が、神様に捧げる織物を織って捧げたと言われています。
この、日本の昔の風習「棚機(たなばた)」
棚機では、
● 7月6日に棚機女(たなばたつめ)が機屋にこもる
● 7月7日の夕方に禊(みそぎ)を行う
とされていました。
つまり、
↓ ↓ ↓
現在では七夕飾りを作って飾り付ける
↓ ↓ ↓
笹竹を水辺に流し祓い清める(または神様の元へ送る) ※現在はゴミ問題があります・・・
棚機の行事そのものが1夜で行うものだったのですね。
このことから、七夕飾りは7月6日に飾り付け、7月7日には片付けるのが良いとされているんです。(ちなみに神社などでは6日~7日の夜中に祭事を行い、早いところでは7日の朝には片付けてしまうのだとか。)
せっかく綺麗に作った&飾り付けた七夕飾りを、たった1日で片付けてしまうのは惜しい!と思うのですが、神様が降りて来ている7日のうちに後片付けをしないと、願い事が叶わないとも言われているんです。
そうは言ってもどうやって片付けたら良いのか、また、子供が一生懸命作ってきた飾りをポイっとゴミにしてしまうのは悲しいですよね。
ではここからは、七夕飾りの後片付けの仕方をご紹介させて頂きますね!(全然さり気なくないですね!)
七夕飾りを片付ける時は…
七夕飾りの片付け方をざっと挙げてみますと、
● 海や川へ流す「七夕送り」 ※地域のイベントなど
● 燃やすorお炊き上げ
● 可燃ごみとして出す
● 飾りの一部を残す
それぞれを詳しく見ていきますね。
海や川へ流す「七夕送り」
水辺に七夕飾りを流し、祓い清めると共に神様に届けるなどの意味があります。
が、現在では勝手に海や川に七夕飾りを流してはいけません。ゴミの不法投棄になってしまいます・・・。
なので、地域のイベントとして「七夕送り(または七夕流し)」を行っている場合は、そちらに参加されるのが良いかと思います。
イベントでは飾りを川に流すのですが、下流でイベントスタッフが回収しているのだそう。
燃やす・神社でのお炊き上げ
燃やした時の煙が天に昇り、神様に届くように、という意味があるのだそう。
ただし煙や臭いの問題もありますので、家の庭などで燃やす場合はご近所トラブルになってしまうことも。
地域や神社などでお炊き上げをしてくれるところもあるようなので、そちらにお願いするのが色々と安全かと思います。
可燃ごみとして出す
こう書いてしまうとミもフタもないのですが(汗)、これもれっきとした処分方法の一つです。
バチが当たるなどはないようですので、ご安心下さい♪
ただ、一生懸命作った飾りがゴミ袋から見えていたら、子供はやっぱり凄く悲しいと思いますので、注意が必要かもしれません。
子供の飾りをただのゴミとして捨てたくない場合は、一部を成長記録として残すという手もあります。
飾りの一部を子供の成長記録としてとっておく
七夕飾りを写真に撮り、書いた短冊をアルバムなどに貼っておく方法です。
「●●になりたい!」と言えるのは、早いと2歳頃からかな?
毎年ちょっとずつ変わっていくお願い事を、子供の写真と共に残していくというのは素敵だなぁと思います♪
今までは、七夕飾りを(片付けるのがいろいろと面倒だから)飾りっぱなしにして、子供が忘れたころに素知らぬ顔で処分していた私。
こう、文字にしてみると、ちょっとヒドイですね…。
片付け方を調べていて成長記録として残すというのにたどり着き、過去にポイ捨てしてしまった娘の七夕飾りがすごく惜しくなってきました。もっと早くに調べれば良かったです…。
後期
七夕飾りは一夜飾りが基本・・・寂しいなー!!!!!(心の声)
でも七夕のお祭り会場などでは、お祭りの期間中ずっと七夕飾りが飾られたままになっているし(キラキラして綺麗ですもんね!)、正直そこまで、キッチリ一晩で片付けちゃわなくても良いのかなーって思います。
特に我が家の娘たち(3歳6歳)は、お願い事が「プリキュアになりたい!」とかなので、神様に届かず叶わなくてもとりあえずいいや(笑)
我が家では、子供が大きくなってお願い事が現実味を帯びてきたら、願いが叶うようにキッチリ、
● 一夜飾り&七夕送り
● お炊き上げ
でやってあげようかなって思いました。