見た目通り可愛らしい・優しい花言葉が多く、チューリップそのものの花言葉は永遠の愛・真実の愛など、ポジティブな意味になります。
ですが、なぜか怖いイメージの花言葉・不安になるような花言葉を持つ色があるんですよね。
そこで今回は、
- 怖い・不安な意味の花言葉を持つチューリップ
- チューリップの色別の花言葉
- チューリップの品種ごとの花言葉
- チューリップの本数別の花言葉
についてご紹介していきますね。
怖い・不安な意味の花言葉を持つチューリップ
- 黒 「私を忘れて下さい」
- 斑色 「疑惑の愛」
- 白 「失われた愛」
- 黄色 「望みのない恋」
- 15本の花束 「ごめんなさい」
- 16本の花束 「不安な愛」
- 17本の花束 「絶望の愛」
黒の「私を忘れて下さい」は完全に別離というか、下手をすれば失踪のレベル?と思ってしまいました。
そのお相手が愛する人、大切な友人、家族等だと考えると、すごく怖い花言葉ですよね。
(ただの知人や隣人等どうでも良い関係だった人にわざわざ「私を忘れて」なんて思わないですものね…)
斑色が「疑惑の愛」なのは、二つの色が「二つの愛」「二つの心」をイメージさせるからかな?と思いました。
花束の本数の花言葉も、15本、16本、17本はネガティブの意味がだいぶ強いので、こちらも気を付けたいですね。
黒いチューリップよりはるかに怖い意味の花言葉を持つお花はコチラ
⇒ 【復讐・呪い・狂気・悪意】怖いどころかヤバイ花言葉を持つ花たち
チューリップの色別の花言葉一覧
- 赤
- 「愛の告白」
- ピンク
- 「愛の芽生え」「誠実な愛」
- 黄色
- 「望みのない愛」
- オレンジ
- 「照れ屋」
- 紫
- 「永遠の愛」「不滅の愛」
- 緑
- 「美しい瞳」
- 白
- 「失われた愛」「新しい恋」
- レインボー
- 「希望の架け橋」
- 斑
- 「疑惑の愛」
- 黒
- 「私を忘れて下さい」
オレンジのチューリップの「照れ屋」がとっても可愛らしいですね!
白いチューリップは失恋をイメージさせる「失われた愛」という花言葉がありますが、同時に「新しい恋」もあるので、失恋から立ち直った友人へ新しい恋を応援する意味でプレゼントするのは良いかもしれませんね。
(ただし最愛の人を亡くした方への贈るのは避けて下さい)
リンクをクリックするとGoogleの画像一覧が出てきます。
● 緑色のチューリップ
緑一色というよりは、白と緑が混ざったような、白の部分と淡い緑の部分があるような、爽やかで綺麗な色です。
花言葉の「美しい瞳」がピッタリ!
● レインボーのチューリップ
夢のような色のレインボーチューリップ。
「希望の架け橋」という花言葉も素敵ですね!
本数別の花言葉一覧
チューリップの花束を作る場合、本数でも意味が違ってきます。
15、16、17本は前述の通りネガティブな意味なのですが、それ以外は愛にまつわる花言葉が多いです。
こちらもたくさんあるので、いくつかピックアップしてご紹介しますね。
- 1本
- 「あなたが運命の人」
- 3本
- 「愛している」
- 4本
- 「生涯愛し続ける」
- 8本
- 「思いやりに感謝」
- 11本
- 「恋人になって」
- 13本
- 「永遠の友情」
- 20本
- 「まごころ」
- 40本
- 「永遠の愛を誓う」
- 99本
- 「永遠の愛」
- 108本
- 「結婚して下さい」
お友達に贈るなら、8本の「思いやりに感謝」、13本の「永遠の友情」、20本の「まごころ」でしょうか。
私だったら…
いつも身近にいて助けてくれる友達には、8本の「思いやりに感謝」
遠く離れてしまってなかなか会えない友人には13本の「永遠の友情」を贈りたいです。
108本の「結婚して下さい」はどうして108本なのかな?と調べたら…
108という数字が、永遠(とわ)=10(と)8(わ)を表しているから、という説があるとのことです。
私は、結婚して永遠に幸せであり続けるという意味に受け取りましたので、素敵だなあと思いました。
チューリップの由来
チューリップというと私はオランダのイメージが強いのですが、原産地は実はトルコなんです。
トルコではチューリップは「ラーレ」という名前なのですが、ラーレがチューリップと伝わったのは、オーストリア大使と通訳者の会話がきっかけなのだそう。
大使がラーレのことを「これは何の花?」と尋ねたら、通訳者はラーレの花の形について聞かれたと勘違いして「ターバン(チュルバン/tülbend)」に似ている」と答えました。このチュルバンが花の名前として伝わり、私たちの良く知る「チューリップ」になったと言われています。
大使と通訳さんのこのやりとりがなかったら、チューリップは今頃日本でも「ラーレ」と呼ばれていたかもしれないんですね。
そう考えると不思議な感じがします。
これは香りが『鬱金(ウコン)』に似ているからという理由でつけられたのだそうです。
チューリップにまつわる言い伝え
ある美しい少女に、3人の騎士がプロポーズしました。
一人は名声を表す金の冠を、一人は騎士の命ともいえる剣を、一人は富を表す財宝を贈りました。
心優しい少女は誰も選べず困り果て、花の女神にお願いして自分を花の姿に変えてもらいました。冠が花に、剣が葉に、財宝が球根になり、少女はチューリップの花になったということです。
ファルハドという青年と、シーリーンという少女は愛し合い幸せに暮らしていましたが、ある日、村の井戸が枯れ果ててしまいます。
ファルハドは村のため、恋人のために井戸を掘りに行き、来る日も来る日も、水を得ようと穴を掘り続けました。
彼はついに水を掘りあてましたが、時既に遅く、シーリーンは亡くなった後だったのです。その後ファルハドは崖から身を投げました。
流れ出た血から、真っ赤な花が咲き…それがチューリップだったということです。
後記
黒、斑色はまだ怖い花言葉を想像しやすいですが、白や黄色はすごく意外でしたね。
特に黄色!「望みのない愛」って本当にビックリ。
恋を応援してくれそうな、可愛らしくて元気なビタミンカラーなのに…。
でもチューリップ全体では愛情たっぷりな花言葉ですし、自分で楽しむ分には好きな色を選びたいですね♪