コスモスは日本名では秋桜と書きますよね。
桜は日本の心とまで言われる素敵な花。
その桜の名前がついているコスモスにも、日本人にピッタリな素敵な花言葉があるんですよ。
また、コスモスにはたくさんの花言葉がありますが、怖い花言葉もあるでしょうか。
今回はコスモスの花言葉について、調べたことをまとめてみました。
もくじ
コスモス全体の花言葉
コスモスには色ごとにも花言葉がつけられているのですが、まずはコスモス全体の花言葉からご紹介しますね。
コスモス全体の花言葉は、
● 調和
● 謙虚
● 乙女の真心
秩序を重んじ、調和を保つことを好み、謙虚であることが多い日本人の気質を表しているかのような花言葉が並んでいますね。
これほどまでに日本になじみ、秋の季語にもなっているコスモスですが、コスモスは実は外来種だというのはご存知でしたか?
原産国はメキシコなんです。日本に渡来したのは、今《2015年》から約140年前の明治時代初期。
コスモスはとても丈夫で育てやすい花ということもあり、その愛らしい花姿と相まって、急速に全国に普及したとされています。
ちなみにコスモスという名前は、ギリシャ語のkosumos、cosumos(美しさ、調和、宇宙、秩序の意)からきていると言われています。
色別の花言葉!素敵なものからちょっと悲しいものまで!
● 赤 《愛情(乙女の愛情)、調和》
● 白 《純潔、優美、美麗》
● ピンク 《少女の純潔》
● 黄色 《野生の美しさ、自然の美》
● 黒 《恋の終わり、恋の思い出、移り変わらぬ気持ち》
赤いコスモス
「愛情(乙女の愛情)」「調和」
赤はエネルギッシュで活力をもたらしてくれる、情熱の色ですよね。
花言葉につけられた通り愛情を表す色でもありますが、赤で《調和》というのも珍しいなと思いました。
赤いコスモスには乙女の愛情という意味もありますので、純真な乙女の清らかな愛が、調和を保ってくれるという意味・・・なのかしら?
何にせよ、愛と調和の花言葉が一緒につけられた赤いコスモスには、平和のイメージが生まれますね^^
白いコスモス
「純潔」「優美」「美麗」
白いコスモスには、純潔や美しさを意味する花言葉がつけられています。
誰の色にも染まらない純真さと、凛とした美しさを感じさせる花姿のコスモスにピッタリの花言葉です。
ピンクのコスモス
「乙女の純潔」
ピンクのコスモスの花言葉も、可憐な、その花姿に良く合っていますよね。
個人的な解釈ですが、ピンクのコスモスの純潔は、白いコスモスの純潔とはまた違った意味が込められているように感じます。
純潔とは清らかさを意味する言葉ですが、《乙女の》とついているので、少女が誰かを想う、清らかな恋心を表しているのだったら素敵だな~と^^
黄色のコスモス
「野生の美しさ」「自然の美」
明るくて爽やかな黄色いコスモスにも、その花姿にピッタリな花言葉がつけられています。
ただ、この花言葉が面白いところが、黄色いコスモスは人工的に作られた色の花だということ。長い歳月をかけて品種改良され生まれた色なんです。
ハッキリとした黄色・またはオレンジっぽい色のキバナコスモスとは、原産国も同じメキシコで同じキク科・コスモス属ですが種子が違うようです。
黒いコスモス
「恋の終わり」「恋の思い出」「移り変わらぬ気持ち」
黒いコスモスはチョコレートコスモスとも呼ばれ、ほのかにチョコレートの香りがするんです。(※ 香りの感じ方には個人差があるようです)
そのチョコレートの苦味を思わせるせいか、暗く沈んだような寂しげな花姿のせいか、黒いコスモスにはちょっと悲しい花言葉がつけられています。
ですが、《恋の終わり》は新しい恋の始まりを予感させますし、《恋の思い出》はぜひ胸にしまって大切にしたいものです。《移り変わらぬ気持ち》も、想いの強さを感じさせるものですよね。
プレゼントには不向きですが、自分の心に寄り添いたい時に部屋に飾ったりすると、癒しになるかもしれませんね。
黒いコスモスにはちょっと悲しい気持ちになる花言葉がありましたが、呪いとか狂気とか、怖いと思えるような花言葉はありませんでしたね。
後記
コスモスには、花びらが筒状になっているものもあるんですよ~。
ちょっと花言葉までは調べられなかったのですが、コスモスが好きな方でご存知ないのはもったいないと思って、写真を探してみました!
筒状の花びらをもつコスモスはこれです!
● 淡いピンク《シーシェル》
● 濃いピンク《パイドパーレッド》
この写真では奥の白いコスモスが筒状の花びらかどうかハッキリしないのが残念ですが、白くて花びらが筒状のコスモスは《パイドパーホワイト》という名前です。
通常のコスモスと比べてもかなり個性的で面白い花姿ですよね♪
《コスモス シーシェルミックス》で楽天市場などでも種が販売されているので、ご興味のある方はぜひ見てみて下さいね~^^