2016年12月から発売される衣料品のタグには、「新洗濯表示」が記載されることをテレビで知った私。

今まで日本国内で使用されていた22個の洗濯の絵表示から、海外の衣類にも使われている41個の絵表示に増えたんです。

41個って・・・今までの倍ちかく!?

22個ですらうろ覚えだったというのに、41個って・・・(゚Д゚;≡;゚д゚)アワワワ

となっていた私でしたが、この時にテレビでやっていた覚え方がとってもわかりやすかったんです♪

なので今回、備忘録の意味も込めて、新洗濯表示の意味一覧覚え方のコツを、改めて調べ直してまとめてみました!

なるべくわかりやすく書きますので、どうぞご覧下さい♪

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新しい洗濯表示の意味一覧

では早速、新洗濯表示の意味一覧です。

洗濯の仕方

漂白の仕方

乾燥の仕方(乾燥機、自然乾燥)

アイロンのかけ方

クリーニングの種類

の順番で、ご紹介しますね。

ちなみにこの順番、家庭での洗濯に関係のある順番になっています。

洗濯の仕方

95度までのお湯で洗濯OKのマーク95℃までのお湯で、洗濯機で洗濯が出来る
70度までおお湯で洗濯OKのマーク70℃までのお湯で、洗濯機で洗濯が出来る
60度までのお湯で洗濯OKのマーク60℃までのお湯で、洗濯機で洗濯が出来る
60度までのお湯で弱い洗濯OKのマーク60℃までのお湯で、洗濯機で弱い洗濯が出来る
50度のお湯で洗濯OKのマーク50℃までのお湯で、洗濯機で洗濯が出来る
50度までのお湯で弱い洗濯OKのマーク50℃までのお湯で、洗濯機で弱い洗濯が出来る
40℃までのお湯で洗濯OKのマーク40℃までのお湯で、洗濯機で洗濯が出来る
40℃までのお湯で弱い洗濯OKのマーク40℃までのお湯で、洗濯機で弱い洗濯が出来る
40℃までのお湯で弱弱洗濯OKのマーク40℃までのお湯で、洗濯機で非常に弱い洗濯が出来る
30度までのお湯で洗濯OKのマーク30℃までのお湯で、洗濯機で洗濯が出来る
30度までのお湯で弱い洗濯OKのマーク30℃までのお湯で、洗濯機で弱い洗濯が出来る
30度までのお湯で弱弱洗濯OKのマーク30℃までのお湯で、洗濯機で非常に弱い洗濯が出来る
40℃までのお湯で手洗いOKのマーク40℃までのお湯で、手洗いが出来る
家庭での洗濯禁止マーク家庭での洗濯は禁止

表の中の数字は上限の温度です。
洗濯の水温が上がるほど汚れが落ちやすくなりますが、その分衣類への負担も大きいです。

漂泊の仕方

漂白剤の使用OKのマーク塩素系か酸素系の漂白剤を使って、漂白が出来る
酸素系漂白剤のみOKのマーク酸素系漂白剤は使用出来るが、塩素系漂白剤は使用できない
漂白剤の使用禁止のマーク塩素系・酸素系どちらの漂白剤も使用できない

乾燥の仕方

● タンブル乾燥

タンブル乾燥OKのマークタンブル乾燥が出来る(温度上限80℃)
低温でのタンブル乾燥OKのマーク低温でのタンブル乾燥が出来る(温度上限60℃)
タンブル乾燥禁止のマークタンブル乾燥禁止

● 自然乾燥

つり干し推奨マークつり干しが良い
日陰のつり干し推奨マーク日陰で、つり干しが良い
ぬれつり干し推奨マークぬれつり干しが良い
日陰のぬれつり干し推奨マーク日陰で、ぬれつり干しが良い
平干し推奨マーク平干しが良い
日陰の平干し推奨マーク日陰で、平干しが良い
ぬれ平干し推奨マークぬれ平干しが良い
日陰のぬれ平干し推奨マーク日陰で、ぬれ平干しが良い

アイロンのかけ方

高温でのアイロン仕上げOKのマーク200℃までの底面温度で、アイロン仕上げが出来る
中温でのアイロン仕上げOKのマーク150℃までの底面温度で、アイロン仕上げが出来る
低温でのアイロン仕上げOKのマーク110℃までの底面温度で、スチームなしでアイロン仕上げが出来る
アイロン仕上げ禁止のマークアイロン仕上げは禁止

クリーニングの種類

● ドライクリーニング

パークロロエチレンによるドライクリーニングOKのマークパークロロエチレンか石油系溶剤によるドライクリーニングが出来る
パークロロエチレンによる弱い操作のドライクリーニングOKのマークパークロロエチレンか石油系溶剤による弱いドライクリーニングが出来る
石油系溶剤によるドライクリーニングOKのマーク石油系溶剤によるドライクリーニングが出来る
石油系溶剤による弱いドライクリーニングOKのマーク石油系溶剤による弱いドライクリーニングが出来る
ドライクリーニング禁止のマークドライクリーニングは禁止

● ウェットクリーニング

ウェットクリーニングOKのマークウェットクリーニングが出来る
弱い操作のウェットクリーニングOKのマーク弱い操作のウェットクリーニングが出来る
非常に弱い操作のウェットクリーニングOKのマーク非常に弱い操作のウェットクリーニングが出来る
ウェットクリーニング禁止のマークウェットクリーニングは禁止

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新洗濯表示の簡単な覚え方!

ざっと見るだけでも、数が多すぎてイヤになっちゃいますね・・・

でも大丈夫。この表示、覚えてしまえば意外とわかりやすいんです。
覚え方の大きなポイントはこの2つ!

●【_】と【・】が大事な意味を持っている!

●洗い、漂白、乾燥など5つの分類の絵をチェック!

まずは、覚えると絵表示がグンと読みやすくなる【_】と【・】の意味を見てみましょう。

    新洗濯表示の【_】の意味

    新洗濯表示の下線の説明

    洗濯表示のおけなどの下に書かれている線は、

    ● 弱くする
    ● 弱い操作

    の意味があります。

    使われている線の本数は最大2本で、線が増えるほど弱い操作が必要なデリケートな衣類ということになります。
    (線なしは通常操作、1本の線は弱い操作、2本の線は非常に弱い操作)

    自然乾燥の絵表示に使われている線は、【|(つり干し)】と【-(平干し)】です。

    1本の線が干し方を意味しているので、そこに線が1本(弱い操作)が加わる(行う)という見方をすると覚えやすいかと思います。

    ● 線が1本の自然乾燥表示
    脱水した後、つり干しまたは平干しする

    ● 線が2本の自然乾燥表示
    脱水せずにつり干しまたは平干しする(ぬれつり干し・ぬれ平干し)

    新洗濯表示の【・】の意味

    新洗濯表示の【・】の説明絵表示の中にある【・】は、温度の高さを表します。

    【_】は線が増えると弱い扱いになるのに対し、【・】は点が増える程、高温での扱いがOKという意味になります。(※上限温度があります)

    【・】が関係があるのはアイロンとタンブル乾燥。

    アイロンでの【・】は、最大3つになります。

    ●【・】は上限温度110度までスチームなし
    ●【・・】は上限温度150度まで
    ●【・・・】は上限温度200度まで

    タンブル乾燥の場合は【・】は最大2つ。

    ●【・】は上限温度60度まで
    ●【・・】は上限温度80度まで

    同じ【・】の数でも、アイロンとタンブル乾燥では温度に違いがあるので、慣れるまでは注意が必要です

ここからは、洗濯や乾燥を表す絵表示についてです。

【家庭での洗濯】を表す桶のマーク洗濯の表示

家庭で洗濯が出来ることを表す、桶型のマークです。

この桶型のマークをベースに、
● 水温の上限を表す数字
● 弱洗濯を表す下線(1本または2本)
● 手洗いを表す手のマーク
● 禁止を表す×マーク
が組み合わさっています。

ちなみにこの手洗いマーク、洗濯機の手洗いコースOKという意味ではないので注意が必要。

漂白を表す△のマーク漂白の表示

新洗濯表示では、△が漂白を表すマーク。

漂白剤が使えるか使えないかだけではなく、「酸素系の漂白剤のみ使用可能」という項目が増えました。

乾燥を表す□のマーク乾燥の表示

乾燥に関する表示は【□】です。

● □の中に【○】で、タンブル乾燥が出来るかどうかの表示
(テレビでは、洗濯機を上から見た形に例えると覚えやすいと言ってました)
【○】の中にある【・】【・・】は温度を示しています。

● □の中に線が入ると自然乾燥についての表示

□の中に【|】でつり干し
□の中に【-】で平干し
左上に斜めの線が入ると、日陰干しという意味です。

この斜めの線は屋根や軒、ひさしを表しているのだとか(わかりやすい!)。

アイロン仕上げのやり方を表すアイロンマークアイロンのかけ方

これは見たまま、アイロンを横から見た形のマークですね。

このマークを使う『アイロンのかけ方』は、
● アイロンをかけてOKなのか
● アイロンは禁止なのか
● どのくらいの温度が大丈夫なのか
などを表示しています。

ドライクリーニングを表すマーククリーニングの種類

【○】のマークは、
● ドライクリーニング
● ウェットクリーニング
などの、クリーニングの種類を表しています。

家庭での洗濯禁止の衣類に関しての表示なので、クリーニング屋さんに関係のある表示です。

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後記

まとめ

新洗濯表示は、国内外で使える41個の表示に!

普段よく使う洗濯(漂白や乾燥など)のマークを覚えて、【・】や【_】の意味を抑えておけばとりあえずはOK!

●【・】は増えるほどに高温OK
●【_】は増える程に弱い操作

新洗濯表示、いかがでしたでしょうか?

最初に41個になるって知った時は、ヒェー!と思ったものですが、コツをつかんでみると、意外にわかりやすくてビックリしてます。

とくに自然乾燥の日陰干しのマーク!
今までは洋服の右下に斜めの線が入っていましたが、屋根の下に洗濯物をつるしている形の新しい表示の方が、断然わかりやすいですよね。

縦線か横線かでつり干しなのか平干しなのかがわかるのも、面白いなーって思いました。ただの線なのに!笑

41個全部覚える必要はないですし、コツを覚えちゃえば、他の表示もなんとなーくわかってきます。
一番覚えづらいのは漂白のマーク(△)かな。

って思ってたら、思い付きました!

    漂白(△)マークの覚え方

    ● △マーク 塩素系○ 酸素系○
    ● △に斜め線が入って 塩素系× 酸素系○

    塩素系漂白剤の方が漂白力が強いから、

    △に斜め線(弱い操作)が加わって、塩素系より漂白作用が弱い酸素系のみOK

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