初詣のおみくじで引いた大吉。
意外に大吉多いのかな~?なんて思いつつも、顔がにやけてしまいます。
縁起が良いから、やっぱり嬉しい!
ですが、おみくじを引いてその流れで木に結び付けようとした時、ふと思ったんです。
大吉って木に結ぶ?それとも持ち帰った方がいいの?
今回は、おみくじの大吉を引いたら木に結ぶのか?それともお財布などに入れて持ち帰るのか?調べたことをシェアさせて頂きますね。
もくじ
おみくじの大吉は結ぶ?持ち帰る?
結論から先に言いますと、それぞれの神社・お寺によって見解が違い、特にこうしなさいとは決まっていないようです。
● 吉凶に関わらず結ぶ・持って帰る方
● 書いてある内容によって結ぶか持ち帰るか決める方
どちらもいらっしゃるようです。
そしてそれぞれにちゃんと意味があります。
おみくじを木に結ぶ意味
結ぶという行為自体に意味があり、これは神様と縁を結ぶとされています。
生きている木にたくさんのおみくじが結んであるのを見たことがあると思いますが、《木には神や精霊が宿るとされ、その生命力の高さにあやかり願い事がしっかりと結ばれるように》という意味もあります。
結ぶ時はおみくじをひねったり、縦結びにならないように気をつけて下さいね。
特に縦結びは死者の装束にも使われる結び方。神様に対して失礼にあたるのだとか。
現在では、専用の結ぶ場所を設けている神社・お寺が多くなっています。
おみくじをたくさん結びつけると、木の生育を妨げてしまうからです。
なので結ぶ時は必ず専用の場所に結ぶようにして下さい。
おみくじを持ち帰る・持ち歩く
おみくじというのは、神様や仏様からのメッセージです。
おみくじに書かれていることが良い意味でしたらお守りのように、悪い意味でしたら自分への戒めとしてお財布などに入れて持ち帰ります。ふとした時に読み返すと、より良いそうです。
これは、吉凶に関わらず神様から頂いた大切なものは身につけて持ち歩くのが本来の形、と言われていることからきています。
お財布や鞄に入れて大切に保管して下さい。
おみくじが必要なくなった時は、感謝の意を込めて神社に収めましょう。必ずしもおみくじを引いた神社じゃなくても良いようです。
以上のことから、大吉の扱い方を簡単にまとめると、
- 木、あるいは所定の場所に結び、神様や仏様との縁を結ぶ
- 財布や鞄に入れて持ち歩き、後日改めて縁を結びに伺う
- 財布や鞄にしまって大切に持ち歩き、翌年またおみくじを引いた時に、古いおみくじを収める(結ぶか焚き上げてもらう)
この3つに分けられます。
ここからは私個人の考えですが・・・
木に結んでOKでしたら木に結び、人工的に作られた専用の場所に結ぶ神社・お寺でしたら、持ち帰ります。人工的に作られた場所に結んで、神様と縁を結べるかな?という疑問があるからです。
(※凶や大凶でしたら木・専用の場所に関わらず結びます。凶の運勢を持ち帰らず、境内に留めておいてもらうためです)
おみくじの良い扱い方の一方で、ダメな扱い方もありますのでまとめてみました。
これはやめた方が良い?運気が下がる扱い方
他の開運グッズと一緒にお財布に入れる
おみくじだけでしたら良いのですが、他の開運グッズと一緒に入れる事で運気を上昇させるどころか、却って金運を下げてしまうようです。
粗末に扱う
家族や友人からもらった手紙を、くしゃくしゃにしてカバンに詰め込んだりはしませんよね。
前述しましたが、おみくじは神様・仏様からのメッセージです。大事な人からのお手紙と同じように、丁寧に扱うことが吉。
その辺にポイ捨てする
おみくじが必要なくなったら、神社に結ぶか焚き上げてもらいましょう。
神社も、おみくじを買った神社じゃなくて近所の神社でも大丈夫です。
自宅で処分する場合は、塩でお清めしてからビニール袋に入れてゴミに出すという方法があるようです。
もうひとつおまけのNGは・・・
● 1日に何度もおみくじを引く
これは扱い方とは違いますが、おみくじに書かれていたことが気に入らない等の理由で、同じ日に何度もおみくじを引くのはオススメ出来ません。最初に頂いたメッセージを無視して都合の良いおみくじが欲しいと解釈され、それではおみくじの意味がなくなってしまうからです。
日を改めておみくじを引くのは大丈夫です。
というのも、おみくじの有効期限は特に決まってなく、例えば『待ち人:来ず』の場合、来ないのは1週間なのか、1ヶ月なのか、1年なのか、自分の解釈で決めてOKだからです。
後記
● おみくじを木に結ぶのは神様と縁を結ぶため
● 大吉は結んでも、持ち帰ってお財布に入れてお守りにしても良い
● 必要がなくなったら、神社に結ぶかお炊き上げしてもらう
おみくじの大吉の扱い方をまとめてみましたが、いかがでしたか?
神様から頂いたものは身につけるのが本来の形、としながらも、神様と縁を結ぶために木に結ぶという方法もある。
何だか少し矛盾を感じますが・・・(汗)
実際のところは、あなたの選択に任せる、どちらでも大丈夫だよ、ということなのでしょうね。