母にっこり

先日、子供に急に虹の色を教えてって言われて、ドキッとしちゃいました~

こんにちは!ブログ管理人のhinataです!
虹の七色、色の種類も順番も、覚えたと思ってもうっかり忘れてしまうことがあるんですよね~。
子供に何色があると思う~?と逆質問したら出てきたのは、
ピンク!!

黄色
水色
…?(←だんだん自信なさげになっていく)
● …??(←首をかしげる)
でした。
ピンクや黄色、水色は子供たちに人気の色ですね。
ですが残念、このうち正解は三色です。
我が子が絶対入ってる!と息巻いていたピンクや水色は、正解に含まれるのでしょうか。
それでは虹色の種類と順番について、ご紹介していきますね。

スポンサーリンク




日本で虹色と言われているのは七色です。

  1. オレンジ
  2. 黄色
母にっこり

正解の三色は『黄色』でした。

我が子が一番始めに挙げていたピンクは、残念ながら虹色には含まれていないんですね。

母ハテナ

でも空にかかる虹や虹の写真などでは、ピンクっぽくも見えたりしますよねぇ。

そもそも、実際の虹ってハッキリ七色に見えますか?
私には七色より少なく見えることが多いです。もちろん、イラスト等で見る虹は七色ないと変な感じがしますけれども!

日本の虹は七色?

昔は、日本でも虹の色は、
● 三色(赤・緑・青)
● 五色(赤・黄・緑・青・紫)

等、今の七色よりも少ない色と考えられていました。

現在の七色になったのは、イギリスの物理学者アイザックニュートンによるものと言われています。

ニュートンは、人間がハッキリと識別できるのは赤・黄・緑・青・紫の五色であり、色と色の間には無数の色が存在すると知っていたそうです。

● 赤と黄色の間に橙
● 青と紫の間に藍色(インディゴ)

この二色を加えて七色にしたのは、当時七という数字がとても神聖なものとして考えられていたから、と言われています。

このことが日本に伝わり、教育に取り入れられて現在でも虹は七色となっているんですね。

このように日本では七色となっている虹ですが、日本のように虹が七色とされている国ばかりではないんです。

世界には二色や八色の虹がある

世界の虹

● 二色
● 三色
● 五色
● 六色
● 七色
● 八色

母笑顔

虹と言えば七色!だったので、世界では虹=七色ではないことに、正直驚きました。

虹は世界各国で同じ様に見えているはずなのに、なぜ国によって色の数や種類が違うかというと…
国によって虹の色の捉え方が違うから、と言われています。
たとえば一番色が少ない二色の虹は、虹の色を『明るい色(暖色)』『(暗い色)寒色』に分けているからなんですね。
同様に、三色の虹は赤系の色、黄色系の色、紫系の色として捉えられています。
日本では可視光線である赤~紫の間のスペクトル(光の帯)を、七色で表現しているんですね。

ピンク色の虹が出現

BBCNEWS|JAPANによりますと、 2017年にイングランド西部で、とても珍しいピンク色の虹が出現したのだそうです。

日没と虹の発生時が重なったためとのことですが…

BBCNEWSにとても幻想的な写真が掲載されているので、興味のある方はぜひ見てみて下さいね。
(上の『ピンク色の虹』のリンクをクリックすると、その記事にアクセス出来ます)

虹色の順番

虹の色の順番は必ず同じで、外側から順に赤、橙、黄色、緑、青、藍、と並び、一番内側が紫になります。

通常の虹
通常の虹

虹色の順番は、光の波長の長さの順です。

この中ではの光が一番短く、藍、青、緑、黄色、橙と長くなっていき、の光が一番長いということになります。

可視光線と不可視光線

人は紫~赤の間の色しか、目で見ることが出来ません。(可視光線)
紫外線、赤外線という言葉がありますが、
● 紫外線は紫より短い波長の光
● 赤外線は赤より長い波長の光

のことを総称していて、これらは、人間の目では見えないんですね。(不可視光線)

珍しい虹

母笑顔

通常の虹の他にも、太陽の近くに現れる環水平アーク、二重に見える虹などもあるんですよ~。


環水平アーク

太陽と同じ方向に現れる環水平アーク。帯のような形をしています。

二重の虹(主虹と副虹)

ハッキリ見えている方が主虹、少し薄い方が副虹と呼ばれています。
副虹は良く見ると…色の並びが反対になっています。

母にっこり

虹は、太陽の光が大気中の水滴に反射し光を分散させて出来ているのですが、副虹はその反射が2回あります。
そのため、副虹の色の順番は、鏡で合わせたように正反対の順番なのだそうです。

虹色の覚え方

虹の色は、七色を順番に並べて、音読みで覚えると覚えやすいです。
赤(せき)
橙(とう)
● 黄色(おう)
● 緑(りょく)
● 青(せい)
● 藍(らん)
● 紫(し)
いかがでしょう。
1番目が赤で、2番目が橙で…と覚えるよりも、ずっと覚えやすいのではないでしょうか。

虹が出やすいのは

虹が出やすいのは、もちろん雨上がりです!
特に、ドバーっと降ってカラっと雨が上がる夕立の後に、虹が出来やすいと言われています。

雨が上がっても大気中にはまだまだ細かい雨粒が残っているので、そのたっぷりの水分に太陽の光が反射・屈折して虹が出やすいんですね。

母笑顔

確かに、先日綺麗に虹が見えたのは夕方の雨の後でした~

ちなみに、虹が見える方角は太陽と逆側

夕立の後だと太陽は西側にあるので、太陽を背にして東側を見ると、虹が見つけやすいと思います。
(虹は太陽の逆側に出るので、太陽の位置が高すぎると虹は見えないようです)

スポンサーリンク




後記

虹の日という記念日があるのですが、ご存知でしょうか?

私も最近知ったのですが、とても素敵なのでご紹介させて下さい。

虹の日の記念日は7月16日。
7=なな、16=いろ、という素敵な語呂合わせと、ちょうど梅雨明けする地域も増えてきて、虹がかかることが多い時期だからという理由だそうです。

母笑顔

虹のように人と人の心が結びつくように、という気持ちが込められているんですって。

日にちが『七色』になっているのと、七色が合わさって一つの虹になっている様子を人になぞらえたのが、本当に素敵ですね。
来年の『虹の日』に、虹が出ているか探してみようかな!

スポンサーリンク