我が家の上の子が三歳の時、そろそろ七五三だな~と漠然と考えていた私でしたが、ある時ふと気付きました。
七五三って、数え年でお祝い? それとも満年齢でお祝いするのかな?
数え年三歳だったら、終わっちゃってる!?
ちょっと本気で青ざめたのを、数年経った今でも昨日のことのように思い出します…。
という自分の経験から、今回は七五三のお祝いは数え年でするのか? 満年齢が正しいのか? 紹介させていただきますね。
迷いがちな早生まれの場合の七五三のことも、一緒にまとめてみましたよ。
七五三のお祝いは数え年? それとも満年齢?
結論から書かせて頂きますと、七五三のお祝いは、
数え年、満年齢、どちらでもOKです!!!!
生まれた年(0歳の時)を1歳と数え、以降1月1日を迎えるごとに年をとる
例: 数え年3歳 ⇒ 実年齢2歳
生まれた年は0歳で、誕生日を迎えて年を数える
※ 現在、一般的に使われている年齢の数え方
七五三の始まりは古く、平安時代とも室町時代とも言われています。
当時の年齢の数え方は数え年ですので、本来は数え年でお祝いするものでした。
ですが現代は満年齢が一般的。七五三も数え年・満年齢を気にしない家庭が増え、今では満年齢でお祝いする家庭の方が多いのだとか。
我が家は満年齢でお祝いしています。
友人は兄弟で数え年・満年齢、うまく組み合わせて撮影したりお参りしていました。
満年齢でのお祝い、特に三歳の時は、意外にメリットが大きいんですよね!
満年齢でお祝いするメリット
これはズバリ、年齢が大きいことです!
小さい頃って、たった1歳の差がとてつもなく大きいんですよね…。
その差を特に感じるのは、三歳のお祝いの時。
2歳で出来ないことが3歳では簡単に出来たりして、成長著しい時期なんですね。
七五三は、
● 慣れない着物や袴を着て
● 慣れない履物を履いて
● 見慣れない場所に行き
● お参りして
● 御祈祷をしてもらって(10分~じっと座ってる)
● 両家で食事会など・・・
という工程があります。
ここに写真撮影も一緒だと、小さい子には余りにも負担が大きく、下手をするとお参りの前にグズリまくり、パパもママもぐったり、ということになりかねないですよね。
これが3歳を過ぎると少し楽になり、工夫次第で乗り切る事が出来るようになります。
(※ 魔の3歳児という言葉があるので、個人差は大きいと思います)
5歳や7歳のお祝いだと、我が子や友達の子を見ても、さほど差を感じませんでした。なので5歳、7歳の時は兄弟の年齢に合わせたり、周囲のお友達に合わせたりしているようです。
数え年でお祝いするメリット!
何と言っても、数え年3歳(満年齢2歳)の晴れ着姿がとっても可愛らしい!
我が子は何歳になっても可愛いものですが、小さい頃の可愛らしさはまた格別ですよね!
デメリットは、やはり数え年3歳のお祝いは、子供にすごく手がかかってしまうこと。
パパとママが二人体制で子供のフォローに回れるなら、数え年でのお祝いも良いかと思います(大変かとは思いますが・・・)
また、地域によっては、
● 本来の形で行いたい!という気持ちが強い地域
● どっちでも家庭の都合で良い!という地域
があるようですので、実の両親や義理の両親、地域の方、小学校や幼稚園のママ友、お参りに行く予定の神社などに聞いてみてから判断するのも良いと思います。
七五三、早生まれの子は?
七五三のお祝いを11月15日とした時、早生まれの子の年齢はそれぞれ、
三歳のお祝い
● 満年齢3歳 ⇒ 実年齢3歳8カ月~10カ月(1学年下の子と一緒のお祝い)
● 数え年3歳 ⇒ 実年齢1歳8~10ヶ月
五歳のお祝い
● 満年齢5歳 ⇒ 実年齢5歳8カ月~10カ月(1学年下の子と一緒のお祝い)
● 数え年5歳 ⇒ 実年齢3歳8~10カ月。
七歳のお祝い
● 満年齢7歳 ⇒ 実年齢7歳8カ月~10カ月(1学年下の子と一緒のお祝い)
● 数え年7歳 ⇒ 実年齢5歳8~10カ月。同級生と一緒にお祝いが出来る
ということになります。
(ここでの満年齢・数え年は、早生まれじゃない子の七五三の基準で書かせて頂いています)
数え年の場合、実年齢より1歳以上違うことになりますね。
特に3歳のお祝いの時は、3歳に近い年齢で行うのと、2歳にも満たない時に行うのとでは雲泥の差があります。
なので早生まれの子の3歳のお祝いは、
● 1年遅らせて、実年齢で3歳8~10カ月の時
にお祝いする方が多いようです。
早生まれの子の数え年の計算方法
数え年は、生まれた年を1歳として、以降、1月1日を迎えるごとに1歳ずつ年をとっていく数え方です。
なので早生まれの子の場合は、数え年が実年齢よりも2歳上になってしまうことがあります。
例)2014年2月1日生まれの子の場合
2014年2月1日~12月31日 ⇒ 数え年1歳(実年齢0歳)
2015年1月1日~1月31日 ⇒ 数え年2歳(実年齢0歳)
2015年2月1日~12月31日 ⇒ 数え年2歳(実年齢1歳)
早生まれで5歳、7歳のお祝いの時は、周りの同級生と一緒にやってしまうことが多い(数え年でのお祝い)ようです。
後記
- まとめ!
● 七五三は数え年・満年齢、どちらでも家庭の都合でOK!
● 早生まれの子は数え年で祝うと、実年齢より1歳以上幼い時にお祝いすることになる
● 早生まれの子は、5歳・7歳のお祝いの時は、同級生の子と一緒にお祝いすることが多い
七五三のお祝いは数え年、満年齢どちらでもOKということなので、これを知っていると兄弟と一緒にお祝いしたりと、家庭の都合にも合わせられるので助かりますね!
早生まれの子の三歳のお祝いはちょっと大変そうですが・・・
って、よく考えたら私自身が早生まれなのでした^^;
うちの母も、悩んだだろうなぁ・・・。タイムマシンとかで過去に戻って教えてあげたい笑