子どもが健やかに成長しますようにと願いが込められた鯉のぼり。
いつまでも飾っておきたいですが、こどもの日が終わったら片付けることを考え始めなくてはいけません。
鯉のぼりを出す日と同様、しまう日も特に決まってはいないのですが、来年も使うと考えるとしまうのにおすすめの日はあります。
というわけで今回は、鯉のぼりをしまう日(2022年)について調べたことをシェアさせて頂きますね!
2022年の鯉のぼりをしまう日
おすすめは、湿気が少なく良く晴れた天気の良い日です!
鯉のぼりは1年のうち、早ければ3月下旬から5月まで飾り、それ以外の期間はしまいっぱなしにしているご家庭が多いのではないかと思います。
約10か月間、綺麗な状態で保管するなら湿気は大敵です。
しまう時、鯉のぼりに湿度が多い状態だと、
● カビが生えてしまい不衛生
● 変色やシミの原因
等の可能性が高くなってしまいます。
次回出してみたけど飾れない、ということになってしまったら悲しいですよね。
これらの理由により、5月の中旬くらいまでの湿気が少ない日に片付けるのがおすすめです!
A.5月中旬を過ぎると梅雨の時期に近づき、雨が多くなったり湿気が高くなる可能性があるからです。
毎年差はあるものの、5月中旬~6月になると梅雨入りする地域がちらほらと出てきます。
特に2021年(令和3年)は西日本を中心に梅雨入りが早い地域が多く、5月の上旬~中旬には、気象庁が梅雨入り宣言をしていましたね。
東日本では6月半ば~で平年より少し遅かったのですが、気象庁の過去データを見ると、東京は5月15日以降湿度が高くぐずついた天気の日が多かったです。
以前、雨の日にふと室内の湿度計を見たら、湿度が上がっていました。
窓はずっと閉まっていたのですが、それでも家の中の湿気が多くなっているので、室内用の鯉のぼりだったとしても片付けるのは良く晴れてカラっとした日が良いと思います。
大安吉日にしまうのもおすすめ
鯉のぼりは縁起物なので、しまう日も縁起をかついで大安吉日を選ぶ方もいらっしゃるようです。
こどもの日以降~5月半ばまでの大安吉日は、
● 5月8日(日)
● 5月14日(土)
この2日間になります。
お天気に恵まれますように。
鯉のぼりをしまう時のお手入れ
鯉のぼりは手洗い(つけ置き洗い)します。
用意するものは、
● 中性洗剤(台所用など)
● 大きな器(浴槽でもOK)
用意した器に水を張り、中性洗剤を入れて、鯉のぼりを沈めます。
そのまま漬け置き洗いをし(長時間放置はNG)、汚れの酷いところだけ優しくもむように洗って下さい。
洗う時に強くこすったり、干す時に強く絞ったりすると生地を傷めてしまい、金箔等が剥げる原因にもなるので注意が必要です。
干す時は、日影の風通しが良い場所にシワを伸ばして干し、良く乾かして下さい。
保管は湿気の少ない場所に。
注意
※ 漂白剤が入った洗剤は使わない
※ ドライクリーニング、洗濯機、乾燥機、アイロンは×
※ しまう時に防虫剤を一緒に入れない
台所用食器洗い洗剤は弱アルカリ性のものもあるので、使用前に裏の表示をご確認下さい。
私は以前、鯉のぼりに対してではありませんが、台所の食器洗い洗剤を中性洗剤だと思い込んで使ってしまったばかりに、失敗してしまった苦い経験があります…。
ビックリして確認したら私が使っていたものは弱アルカリ性でした。
後記
・鯉のぼりいつ出す?2022年縁起の良い日・おすすめの日を調べました
・2022年ゴールデンウィークの期間はいつからいつまで?大型連休になる?
・鯉のぼりの上にある風車『矢車』の意味!子供向けの簡単な説明付き
特に決まりはないけれど、鯉のぼりをしまうのにおすすめの日は
● 縁起物ということで大安吉日
● しっかり乾燥させられる良く晴れた日
● 出来れば5月中旬までには
● 梅雨が近づくと湿気が高くなり、カビや虫がつく原因になるので要注意
雛人形もそうですが、子供のために飾るものって、片付けると何だか寂しい気持ちになりますよね。
また来年飾れると言えばそれまでなのですが…
子供が何歳まで飾るのかな~とか、色々考えちゃうんですよねえ。
何歳まで飾るのか決まりはないみたいなので、私は子供が大きくなっても、室内用の鯉のぼりを飾っているんじゃないかな~って、実は思ってます。